FX投資しくじり体験記 自動売買編

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現役FP_kotetsuのFX投資しくじり体験記|自動売買編

前回は、現役FPkotetsuの裁量トレードの失敗について赤裸々に語りました。

今回は、裁量トレードの限界を感じて、自動売買にチャレンジした壮絶な闘いの記録を読者の皆さんにお届けします!

トレード成功している話は検索すると結構ヒットしますが、FX自動売買でやらかした話って、実は当の本人は恥ずかしくてあまり外に出しません。初心者の方は、ぜひFX自動売買に挑戦するときは、私の失敗談を反面教師として活かしていただければと思います。
現役FP_kotetsu

それでは、現役FP_kotetsuのFX自動売買失敗談をどうぞお楽しみください!

MT4自作挫折と海外FXの罠・・・

まず、最初に私が挑戦したのが、MT4(メタトレーダー4)という海外では有名な取引ツールでした。

このMT4は、高機能なチャートに加えて、EA(エキスパートアドバイザー)という自動売買プログラムを稼働させることで、投資家が全くトレードに介在しない、完全自動売買型のトレードを行わせることができるのです。

でも、MT4での自動売買には難点があって、1点目が仮想環境(リモートデスクトップなど)で自動売買プログラムを稼働させ続ける必要があること2点目がテクニカルトレードをさせるためにプログラムコードを記述しないといけない、という点でした。

そこで、私はコンピュータ言語のC言語から学び始め、実際に参考書片手にプログラムコードの記述にチャレンジしたわけです。

しかし、特にコンピュータ言語に詳しいわけでもなかったので、テクニカルトレードがうまくいかず途中で挫折・・・・。

自作することは諦めて、海外製のEAが良い結果を残せているという評判を聞いて、海外製EAを購入したのです。

また、海外製EAをうまく稼働させる条件として、海外FX業者に口座開設する必要があったので、少し不安でしたが、海外FX業者に口座開設しました。

でも後で気づいたんですが、海外FX業者って日本人相手に違法な無登録営業をしているので、日本の金融庁が警告を発していたんですよね><;

というわけで、結局のところ、MT4も海外FX業者もちょっと危なく感じたので、傷が浅いうちに撤退を決めました!

シストレ24が「死すトレ」に!?

そして、次に挑戦したのが、ミラートレーダーという完全自動売買型の取引ツールでした。

これもイスラエルの企業が開発した取引プラットフォームで、トライオートFXなどで有名なインヴァスト証券が、以前「シストレ24」という商品として提供していました。(今はサービス廃止となって、黒歴史になっていますが・・・)

シストレ24の良かったところは、自分自身でプログラミングをしたり有料EAを購入したりする必要はなく、取引プラットフォーム上で、第三者が開発したプログラムを無料で利用できるところでした。もちろん、MT4と違って仮想環境下で稼働させる必要はなく、取引プラットフォームは24時間稼働でした。

なので、投資家としてやるべきことは、複数のプログラムのうち、どれを採用して、どれを除外するかなど、主にチーム編成など監督業が柱ですよという触れ込みだったわけです!

しかも、運用成績が好調なプログラムを、シストレ24上でランキング形式で紹介してくれていたので、もはやこれは絶対に勝てるぞ!と本気で思いました。

でも、そんな完全自動売買がうまくいくわけがないんですよね・・・。
現役FP_kotetsu

普通だったら、運用好調なプログラムを揃えたら、絶対に勝てると思いがちですが、これが完全自動売買タイプの大きな罠だったのです・・・。

実際に稼働させてみたら、確かに何回かは勝てたのですが、ある時を境に急に負けが込んで、損益曲線がずーっと右肩下がりになりました。

もちろん、何度もプログラムの入れ替えも行ったのですが、好転することもなく、ずるずると負け続け、最終的に40万円ほどの累積損失を抱えて運用中止にしました。

今振り返ってみると、なぜあんなに負け続けたのか、もちろんプログラム自体はどれも優秀だったことは間違いなかったのです。

ただ、ランキング上位のプログラムって、バックテスト(過去)が良くても、フォワードテスト(未来)が全然ダメということが本当によくあります。

いわゆる、カーブフィッティングという問題ですが、過去の相場にはものすごく強いけど、将来の予測できない相場には全く歯が立たないというわけです。

また資金管理という面でも問題があって、1つのプログラムで、複数のポジションを建て続ける仕様になっていたので、勝ったときは爆益ですが、負けた時のロスが大きく、これが損益曲線が右肩下がりから反転させられなかった要因だったのではないかと反省しています。

悩んでいる人
ところで、2022年に話題になったマイメイトはどうなんですか?
AI型のマイメイトも投資家がトレードに介在しない完全自動売買タイプになりますが、運用実績はイマイチですね・・・。
現役FP_kotetsu

マイメイトは投資雑誌でも大きく取り上げられるほど話題を呼びましたが、サービス開始から半年以上経過して、運用している方も少なくなってきた気がします。

実は、私もマイメイトを数か月だけ実践しましたが、最初は勝てたもののやはり途中で相場に適応できず、負け続けるようになったため撤退しました。

マイメイトは強化学習型AIで、カーブフィッティングを避けたり、1ロボットで1ポジションしか持てないなど、リスク管理がしっかりしていると評価していましたが、やはりまだまだ完全自動売買型のFXで勝ち続けるのは難しいのかもしれません・・・。

トルコリラ円のナンピン地獄

完全自動売買型のFXが自分には向いていないと思ったので、前々から手掛けていたリピート系自動売買のトラリピに切り替えました。

そして、ちょうどその頃、高金利通貨で人気になっていたトルコリラ円投資でトラリピを始めました。

当初は、スワップポイントをたくさん受け取りながら、自動売買の決済差益も得られて、まさに一石二鳥の展開でした。

ところが、運用を始めてから1年も経たないうちに、事態は急変するのでした・・・。

トルコは新興国でかつ、非資源国ということもあって、常に経常赤字を抱えていて、高金利政策を取る方針が続いていました。

ところが、エルドアン大統領が次第に強権的な態度を示すようになり、中央銀行の金融政策にも口を出すようになったのです。

そして、インフレで国民生活が苦しいので、金利を下げろと言い出したり、中東情勢の緊迫化により、アメリカとの関係も悪くなったのです。

また、このような国のトップの強権的な姿勢は、やはり世界中の投資家からリスク要因として見なされ、トルコから投資資金が引き上げられるようになりました。

その結果、基軸通貨のアメリカドルに対して、トルコリラは断続的に売られ続け、トルコリラ円は40円台から一気に20円台まで下がりました。(ちなみに2023年現在では、10円を切っています><

トルコリラ円 長期チャート

こうした状況に対して、40円台でトラリピの注文を仕掛けていた自分にとっては、為替相場はレンジ回帰するので、いずれは回復すると考えて、トルコリラ円の下落に対して買い注文を出し続け、いわゆるナンピントレードの賭けに出たのです。

ところが、結果はご存知のとおり、トルコリラ円の下落は断続的に続き、追加入金も出来なくなったことからやむなく50万円ほどのロスカットを余儀なくされました(泣)。

このように高金利通貨のリピート系自動売買は、常にインフレと通貨安に悩まされ続けますので、特にトルコリラ円については投資対象にしない方がいいと思います。

結局、一番良かった自動売買は

結局、私はFX投資を10年近く実戦してきましたが、なかなか継続して利益を上げ続ける投資戦略が見つかりませんでした・・・。

そんな中、FX自動売買のトラリピを提供しているマネースクエアから、画期的な運用戦略が2022年に発表されました。

それがトラリピ世界戦略です。

このトラリピ世界戦略の登場によって、初心者でもFX自動売買が成功しやすくなったと、個人的に高く評価しているんです!

トラリピ世界戦略の詳しい内容は、下記の記事で解説しています!
現役FP_kotetsu

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